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歌え!万博~ガンバ大阪2万人応援運動~

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歌万アーカイブ⑥5.3全北現代戦

この日の試合を前に、ガンバイレブンは消耗しきっていた。ホームの大連実徳戦の勝利の後、コンディションはその後下降線を辿り、4.26のアウェー大連戦では、劣悪なピッチと悪天候に苦しめられてまさかの敗戦。大阪へ戻ってからすぐ新潟へ移動したものの、アウェー新潟戦にも敗れ、この日は勝つ以外にない窮地に追い込まれた。我々は改めて、リーグ・ACLを含めて選手たちの疲労を蓄積させていく、ACLという底なし沼を再認識させられた。

GW中の陽気に包まれた午後に試合開始。ピッチもスタンドもかなり暑い。その中で疲れた身体にムチを打ってプレーする選手たちに、声援を送るサポーターたち。歌万に集った面々も暑い中声を枯らして応援し続けた。

だが、その応援も空しく前半終了間際に相手に先制を許す。こうなると、引き分けで最終戦に十分逆転の望みを残す全北は守りに入り、ガンバは必死に攻めるも最後の一本が中々決められない。敗色濃厚の後半CKから「俺だけのサトシ(6番のタオマフ持っています)」が同点ゴールを決めた時にはスタンド全体が喜びを爆発させた。さあ、あと1点。だが、全北のカウンターも微妙に効いていて、危ない場面も出てきた。まあ、こちらがリスクを負って攻めているからしゃあないけども。試合終了間際には、全北の選手が怪我をして起き上がれないふりをして、露骨に時間を稼いでいた。結局勝ち越しゴールが奪えずに1対1の引き分けで試合終了。この結果により、ガンバのACL敗退が決まった。

なお、この試合の結果は、その後全北のACL制覇の引き金となったのであった。仮にこの試合ガンバが勝っていれば、全北は最終戦の大連戦は消化試合となってしまう。だが、引き分けによって最終戦に望みを繋いだ全北は最終戦の大連相手に先制を許したものの、その後3点を決めて劇的な逆転勝利。実は5.3の試合結果を受けて、最大のライバルのガンバ大阪が敗退して欣喜雀躍する中国メディアを他所に、逆転を掛けてぶつかって来る全北のモチベーションを警戒したのは大連のペトロヴィッチ監督(当時)だった。

なお、死のグループと言われた中での激闘でガンバが果たした役割は何だっただろうか?大連も全北もホームでは全勝し、ダナンには2戦2勝、ガンバにはホームで勝った、という点までは同じ。だが、万博において、大連は1敗を喫し、全北は引き分けたというところに差が出たのである。そう考えると、ガンバはこのグループの中でキャスティングボートを握っていたと言えるだろう。

(民国96年)
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by utae-banpaku | 2007-01-28 19:44 | 活動記録